囚人のジレンマと牛丼屋

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終物語のアニメを見ていてモンティホール問題を調べてみたら面白かったです。

そのついでにもう一つ面白い話「囚人のジレンマ」というものを学んでみた。

これも結構面白い話なので、「モンティホール問題」が面白いなと思った方は是非こちらも。

http://mitasonet.com/anime/owarimonogatari/

囚人のジレンマ

詳細な概要はwikiなどを読んでください。

wiki:囚人のジレンマ – Wikipedia

とりあえず長いのでざっと概要を。

囚人のジレンマのルールと流れ

まずはルールはwikiからそのまま引用。

共同で犯罪を行ったと思われる囚人A、Bを自白させるため、検事は2人に次のような司法取引をもちかけた。

  • もし、お前らが2人とも黙秘したら、2人とも懲役2年だ。
  • だが、お前らのうち1人だけが自白したらそいつはその場で釈放してやろう(つまり懲役0年)。この場合自白しなかった方は懲役10年だ。
  • ただし、お前らが2人とも自白したら、2人とも懲役5年だ。

この時、2人の囚人は共犯者と協調して黙秘すべきか、それとも共犯者を裏切って自白すべきか、というのが問題である。なお彼ら2人は別室に隔離されており、相談することはできない状況に置かれているとする。

というルールです。

さて、囚人Aは一体どうすれば良いのだろうか。

どの程度囚人Bを信頼出来るかなど色々ありますが、とりあえず場合分け。

囚人Bが黙秘すると過程した場合

この場合囚人Aの「自白する」と「黙秘する」でそれぞれどうなるかを比較。

囚人Bば黙秘した場合、囚人Aは囚人Bと強調して黙秘すると互いに懲役2年で済みます。

やはり強調するのは大事。

しかし・・・裏切って自白するとなんと釈放されます。

代わりに相手は懲役10年になりますが・・・少なくとも自分はお得。

つまり裏切った方が刑が軽くなります。

囚人Bが自白すると仮定した場合

この場合でも囚人Aの行動で比較。

囚人Aが黙秘した場合、先ほどとは逆に罪を被ってしまうことになります。

囚人Bはその場で釈放されますが、囚人Aは逆に懲役10年になってしまう。

これはなんか裏切られた感満載です。ツラい・・・。

しかし、この場合でも自白すれば、少なくとも自分の刑は軽くなります。

互いに裏切って自白した場合、最初の刑よりは伸びますが、それでも相手が「自白する」と仮定した場合では確実にお得。

どちらがお得か

さて、囚人Bの行動を場合分けしてみましたが、例え囚人Bがどちらの行動を選択しようとも、囚人Aは自分の利益のみを追求した場合は裏切って自白した方が良いということになります。

まあどの程度互いの信頼関係があるかにもよりますが、今回はそれは考えないでおきましょうか。

相手も同様に同じことを考える

当然なのですが、お互いに条件は全く同じわけです。

つまり今までの場合分けとそれぞれの刑期の関連は、同じように囚人Bにも当てはまります。

囚人Bも、例え囚人Aがどちらを選択しようとも裏切って自白した場合の方がお得ということになります。

結果、互いに損をする

というわけで、お互い相手のことを考えずに自分が得をすることを考えた結果、囚人は2人とも「裏切って自白する」を選択することの方が良いように思えます。

お互いが自分の利益のみを考えた場合、2人は互いに自白の選択肢を取るでしょう。

そしてその結果どうなるかというと、2人共自白したので懲役は2人揃って5年ということになります。

最初の条件、裏切らずに黙秘するを互いに選んだ場合は2人共懲役2年だったはずなのですが・・・。

これは、相手を裏切って互いが自分にとって得になるような行動を取った結果、却って互いに損してしまう結果になるというジレンマのお話。

「自分目線で考えれば、相手がどのような選択肢を取ろうとも自分にとって得をする選択肢は変わらない」というあたりがミソなのかと思います。

「損して得取れ」の真逆のような感じでしょうか?

ちなみにこれは似たようなことは結構身近に起きていたりします。

牛丼屋のジレンマ

少し前までの牛丼屋チェーンもまさにこんな感じだったのかと思う。

他店より値段を下げれば客が来る。

なら下げよう。

と全店が思う。

みんな下げる。

結果、客の数は変わらず、利益だけが減る。

(まあ現実では様々なブラックな試みのせいで利益はさほど減ってませんがwww)

さて、最近値上げしたわけですがどうなったのでしょうか。

抜けだした松屋

もう一年以上前の話なのですが松屋は値上げをしました。

関東中心で、従来の牛めしは廃止され「プレミアム牛めし」なるものしか扱ってない店舗が多いです。

まあ個人的には上がった値段ほどの価値があるかは知りませんがとりあえず味は良くなったと思います。

後を追った吉野家

半年くらい遅れて後を追った吉野家。

しかし個人的な印象ではただ値段が上がっただけ。

正直自分の印象はあまり良くないし、周りもそう言う人多いかも。

今後どうなることやら。

勝手に死んだすき家

ブラックとかで勝手に死んだ。

あと値段を291円とかにしたときは心底馬鹿かと思った。

切り上げでもいいから牛丼屋で1円玉使わせんなや。

レジのバイトさんだってどう考えたって余計大変になるだけじゃろ。

あれ以来2度と行っていないし今後も多分行くことはない。

以前は年に10回弱は行ってた気がするのですがブラック騒動以来1年以上全く行ってないです。

そういう人結構多いと思う、特に若年層。

すき家は本当に多分やばい。少なくとも自分の周りではヘイトの溜まりようがものすごい。

データでは一応全店頑張ってるらしい

外部リンク:3社とも確実に高客単価化の道へ…牛丼御三家売上:2015年9月分(最新)

上のデータでは一応全店、客数は減ったけれども客単価の上昇により売上高も上がっているらしいです。

今までの値下げ競争がおかしかったんですかね。

やはり囚人のジレンマがこんなところでも起こっていたということですかね。

っていう面白い話でした。

どうでもいい余談

といっても、このデータを見ていると客数の減少が大きい方が今後きつくなるとは思いますが。

この客数の増減というのは、個人的には完全に若年層がメインかと思っています。

オッサンとかは多分ちょっとの値上げでそんなに変えないかと。

なので、短期的に売上高が増えていても、今後一番ツラいのは吉野家かなと個人的には思っているのですが、この予想はどうなるのでしょう。

すき家はまあ・・・若者のヘイトを集めすぎたので正直未来は無いと思うwww