デレステの上達方法のまとめ。音ゲー初心者が効率良く上達するための方法やコツ。
ノーツのスピード設定のオススメや、親指と人差し指のどちらの方が良いのか。フリックについてや効率良く上達するために気を付けることなど。
いくつかあった音ゲー上達関連の過去記事を全部まとめてひとつのページにしてみました。自分自身そこまで超上手いわけでもないのですが、まあこう見えて一応職業訓練指導員なので教えることに関しては多少上手いかもしれませんので参考までにどうぞ。長すぎて読みづらいようだったらまた戻すかも。
目次
音ゲーの上達とは
簡単に言えば「難しい曲が叩けること」になるかと思います。
これをもう少し詳しく分解すると
- 流れてくる譜面が把握できる
- 譜面を正確に叩ける
- (慣れる)
に分けられるかなと。この両方が上達することが音ゲーの上達ということになります。というわけでこれらについてのコツを。
「慣れる」とは
まずはじめに番外編的に挙げた「慣れる」について。
これはなんと言えばいいのか難しいのですが、「普段字を書くのが上手なわけではないけど自分の名前や住所は綺麗に書けるよ」というようなものかなと。
結局これがほとんど、というかこれを完璧にしたものが「上手」ということかなと思います。慣れ以外にも色々な要素はありますが結局最後はこれになるのかなと思います。「慣れ」という単語をこの文章全体でよく使っているんですが、大体こんな感じかと思っておいていただければと。
簡単に上達する方法
というわけで、雑な結論ですがどちらも「とにかくたくさん叩く」ということで上達します。スタージュエルをたくさん使ってスタミナを回復して音ゲーを何度もプレイしていればそのうち上手くなります。けれどもジュエルはガチャのために貯める人がほとんどです。そういう場合には、決して無駄使いというわけではありませんがあまりスタミナにジュエルは使えないかと。
そんなときは他の音ゲーも少しプレイしてみると良いかと。基本は同じなので上達します。色んな音ゲーをインストールしておけばそれぞれでたくさん叩けるのでその分上達します。ただ、容量などの都合もありますしあまり多く入れてもそれはどうかと。というわけで音ゲー上達のために個人的に一番おすすめなのがこれ。
「バンドリ!」の音ゲーアプリ「ガールズバンドパーティー(通称ガルパ)」がおすすめ。デレステと似たような配置の音ゲーなんですが、なんといっても「スタミナが無いので音ゲーが無制限にプレイできる」というところが練習にはとてもおすすめ。スタミナの代わりにブーストというものがあって、育成要素などはそちらを消費するのですが、曲をプレイするだけなら無料でいくらでも叩けます。アニソンを中心にカバー楽曲などもあって馴染みやすいのもおすすめ。カバーは「知ってる曲はほぼ確実にある」ってくらい有名曲ばかり。気が向いたらどうぞ。
音ゲーは本当に「たくさん叩けば上手くなる」と思うので本当はそれが一番早いです。
ただまあ時間も限られてるので効率良く上手くなった方がお得なのでその辺をば。
ノーツのスピードを上げる(調整する)
ここから少しずつ細かいコツみたいなお話。譜面を把握しやすくするコツ。
個人差がありますがノーツ(リズムアイコン)のスピードを調節すると大分変わると思います。基本的には初期設定は大抵の人には遅すぎると思うのでスピードを上げる調整になるかと思います。
音ゲー初心者は「速いのは見えない」と思うかもしれません。実際自分も音ゲーを始める前は他人のプレイを見ていて「こんなに速いのよく見えるな・・・」と思っていましたが、実際自分でプレイしてみると速いほうが見やすいと感じています。
簡単な例
「シマムラウヅキ ガンバリマス」
「シマムラウヅキ ガンバリマス」
これがノーツのスピードの違いの視認性と似たようなものです。上が遅い方、下が速い方です。どちらの方が読みやすかったですか?というような感じです。
ノーツの速度を変えて変わること
流れている譜面や音楽の速さは同じなので、結局自分自身が叩かなくてはならないスピードやタイミングは変わりません。
しかしノーツが速くなることで個々のノーツの間隔が広くなります。結果、視認性が良くなるというのが大きなメリットです。代わりに速くなることでデメリットもあります。それらをざっと個人的な感覚で。
ノーツのスピードを速くするメリット・デメリット
例で言うと下の方。
一つ一つの間隔が広くなります。代わりに落下速度が速くなり、結果的に画面上に見えるノーツの数は減ります。
メリットとしては、リズムの違いや、ごちゃごちゃした連打・乱打部分での叩く順番や流れがひと目で分かりやすくなります。それぞれ違いがハッキリしているので、見えたものを頭で理解するまでが格段に速くなります。
逆にデメリットはあまり先の方までは見えないということ。ロングノーツなどの「ここはこっちの指で取らないと次取れない」みたいなひっかけ譜面にひっかかりやすくなります。ただこれは何度かプレイしていれば覚えられるのでデメリットはそのうち無くなるものと思って大丈夫です。
遅い方のメリット・デメリットはこれの逆です。先の方まで見える反面、ごちゃごちゃして見づらくなります。ただこちらも譜面を覚えることで慣れるかと。
少なくとも初期設定は遅すぎる
ノーツのスピードは速い遅いにそれぞれメリット・デメリットがあって、一概にどちらが良いとは言い切れません。
けれどもデレステを初めとする多くの音ゲー(アーケードも含む)では、おそらく多くの一般的な人間の感覚に対して初期設定は基本的に遅すぎる方に設定されていると思います。
デレステの初期設定はMASTERで5とかでしたっけ?おそらく多くの人が8.0以上でプレイしているかと思います。上手い下手に関係なく大体そのくらいではないかと。それくらい初期設定はガバガバなので、どんどん自分のやりやすいスピードに変えてしまっていいかと思います。
リズムアイコンのおすすめスピード
個人差はありますが大体8.0~9.5くらいがおすすめです。慣れるまでは少しずつ速くしていくと良いかと思いますので、まずは7.0くらいから試してみてください。
音に合わせて叩くことを意識する
リズムアイコンのスピードを速くしたことで、やっぱり「こんなに速いの見えない」という感覚はあると思います。なのでその次のステップ。音ゲーは音楽を楽しむゲームなので、曲を聴いて音に合わせて叩くということがとても重要です。
手元をあまり見ない
音ゲーのリズムアイコンは大体の流れを把握するために見るもので、あのアイコンが手元に来たときにタイミング良く叩くのではなく、叩く場所や流れだけ把握して実際に叩くのは曲のリズムに合わせて叩くのが基本です。
全てのリズムアイコンはちゃんと音楽に合っているので、それに合わせて適当にノリで叩けば大丈夫です。
それに慣れてくると、そもそも手元を見る必要も無くなるので自然と目線も上の方になると思います。おそらくそれくらいの段階で「もっとスピード速い方がやりやすいなー」と感じてくる人も多いのかなと。
曲をしっかり聴く
曲に合わせて叩くので曲をちゃんと聴いた方がやりやすいです。特に低音。楽器などの経験がある方は分かるかと思いますが、リズムを取るのであれば低音をしっかり聴くことが大事です。低音はリズムパートって感じなので。
スマホやタブレットのスピーカーや百均の安いイヤホンなどではあまり低音が聞こえないことが多いです。気が向いたらイヤホン課金もひとつの手だと思います。あとは単純に音が良くなるだけで音ゲーの楽しさはかなり変わると思うので個人的にはそちらの意味でもおすすめ。音が良くなると何故か楽しくなる(個人差はあります)。
どれが良いか分からないというのであればとりあえずは個人的に「無難さ」においてとてもオススメなのがオーディオテクニカのイヤホンなのでそちらをおすすめしておきます。好き嫌いの少ない音かなと思うので初めてで分からないという方には一番おすすめ。
その他、もう少し安いものなどでおすすめイヤホンはこちら
その他のイヤホンを使うメリット
スマホの機種によってはイヤホンを挿していた方が誤動作が少なくなるものもあります。イヤホンがアースの役割を果たすことでそうなるらしいです。Androidの機種に多いそうなので、Androidユーザーの方は百均でも良いので何か適当なイヤホンを挿していた方がプレイが安定するかもしれません。
動画などで譜面を確認する
実際に曲を叩きながらだと複雑な部分などは焦ってあまり頭に入らなくて、何度もやっても全然できないこともあるかと思います。
そういうときは動画などを見て譜面をちゃんと見てみることをおすすめします。その場合別に手元動画とかである必要はないかなーと個人的に思います。ちゃんと譜面が見えればおk。手元は自分で動かしてみればいいです。
譜面画像を上げてくださっているサイトなどを参考にしても良いですが、まあ音があった方が分かりやすいかなと思います。
親指プレイと人差し指プレイどちらが良いか
譜面が見えるようになったら次は正確に叩くというお話。
スマホで音ゲーをプレイするときに、手持ちで親指でプレイするか置いて人差し指でプレイするかどちらが良いかというお話。これはどちらにもメリットデメリットがあるかと思います。
個人的には大抵の人置きプレイの方が本当はやりやすいかと思います。普段のスマホ操作で多少慣れている人が多いのでそのまま親指でプレイする人が多いですが、人間の指は大体の人は親指よりも人差し指の方が器用な人が多いです。
それと置きプレイの場合は指の関節3つだけでなく手首、肘、肩まで動かせます。対して手持ちプレイは親指の関節3つだけです。よほどのゲーマーでない限りは置きプレイの方が指が速く正確に動くはず。
要するに指自体が強いかどうかということ。
それぞれのメリット・デメリット
親指手持ちプレイのメリット・デメリットは
- 場所を選ばずどこでもできる
- 初めてでも慣れているのでやりやすい
- 指の動きの限界自体は人差し指よりも低いかもしれない
そして人差し指置きプレイのメリット・デメリットは
- 置く場所が無いとできない
- 初めての人は多少慣れが必要
- 指自体はよく動くので慣れればすぐに上手くなる
個人的な感想ですがこんな感じ。
簡単に上達するなら人差し指
というわけで、普段親指で手持ちプレイをしている人は特にこだわりが無いなら人差し指で置きプレイに慣れるとそれだけですぐ簡単に上達するかと思います。自分がそんな感じでした。最初親指でプレイしていてPROすら全然出来ませんでしたが人差し指に変えたらMASTERもすぐ出来るようになりました。その後練習して親指でも出来るようになりましたが、上達は人差し指の方が早かったかなと。
ただまあ個人差はあります。両方試してみるのが一番良いかと思います。
親指で出来る人の目安
要は「速く正確に動かせるか」という親指の筋肉の話です。
個人的にはデレステで言えば曜日限定楽曲の「明日また会えるよね」の一番最後の同時押しで「タラッタタッタッタン」のリズムが余裕で叩けるくらい動くのであれば大体の曲はできるかと思います。逆にあれがGREATが出たり、一応叩けるけど少しでもツラいなと思うようなら親指で難しい曲が出来るようになるまでには結構時間がかかるかなと思います。
ひとつ参考までに。
置きプレイですべり止めに使うもの
スマホで置きプレイをする場合、フリックでスマホが滑ったりしてやりづらいことがあったりします。百均ですべり止めが売っているのでそれを買うと幸せになれます。
指の動きの練習
あとは指を速く正確に動かせるようになる練習をするだけです。
主に「指の筋トレ」と「普通はしない不自然な動きに慣れる」とかその辺。
指の筋トレ
指が速く動くようにする練習。といってもそんなに面倒なことはしません。
ゲームをしてるとロードとかで数秒の待ち時間があったりすると思うので、その間に画面を連打したりとかしてればいいかなーと。左右の交互連打でタカタカしたり、左右同時押しでタンタンしたり。地味な筋トレみたいなものですがこれで多少は変わります。
変な動きの練習
表現は難しいんですが、「簡単だけど普段絶対しない動きだから出来ない。けどちょっと練習すればできる」みたいな動きが音ゲーには多いです。「右手で四角を書きながら左手で三角を書く」とかそんなやつと一緒。本気で10分練習すれば大抵の人は出来るようになるけど、普段絶対しない動きだから初見ではまず出来ないみたいな感じ。
こういうのは集中的に素振りをすれば出来るようになります。
←-◯
◯-→
こういうのとか
◯-◯
◯
◯-◯
◯
こういう動きなど。「素振り」ですぐ出来るようになります。
音ゲーの曲の中で焦ってやるのではなく、譜面を頭で思い浮かべてその動きだけ集中して繰り返してみてください。早ければ数分もあればできるようになります。
これらの動き以外にも、やりづらいなと思った部分があったら動画などを見て譜面を覚えて、そこだけ集中的にやってみればすわりと出来るようになります。
その他いろいろと細かいこと
ざっと思いつくものなど。
やりやすい指の動きを考える
何度かプレイしてみたら、譜面と指の動きでやりやすいものを考えてみるのも上達のコツ。
例えば端から端までのフリック。個人差はありますが大抵は左から右のフリックだったら右手、つまり引く動きの方がやりやすかったりします。けれども譜面の都合で逆の方が良かったりとかもします。色々考えながらやると上達も早いかなーと。
省略できるところは省略する
片手で出来たりとか色々。
こういうのは他にまとめてる人がいるかと思いますのでそちらを参照。自分は譜面を作る能力が無いので細かいことは省略。
判定について理解する
あとはゲームとして判定について。もちろん全部正確に叩ければそれにこしたことはないのですが、どうしても無理な場合のコツ。
デレステはロングノーツ(長押し)の判定が他と比べてすごく甘かったりします。ガバガバです。これを覚えておけばラクできる部分もあるかと思います。これも省略の一種かも。完璧に叩けるようになるまでのつなぎとしてご利用ください。
まとめ
長くなったので一旦ここでおしまい。また追記するかもしれませんがとりあえずはこんなもんです。
結局はたくさん叩くことが上達には一番かと思うので、デレステなり石がもったいなかったらガルパなりで練習してみてください。その際に何も考えずにやるよりは、少し色々意識しながらやると上達が早くなるかもしれませんよというお話でした。